大川家具とは・・・

福岡県大川市近辺で製作された家具全般を大川家具と言います。

1社のブランド名では無いのです。


小さな町工場で生産され、工場によって分野が違います。

椅子だけ作ってる工場や、

箱ものと呼ばれる、タンスだけ作っている工場、

ベットだけ作っている工場など・・・

ですので、ほとんどが手作りのオーダーメード品です。

海外の様に大量生産で、機械で作っているのは安いです。

大川にも一部、量産型の工場はございます。

そこの商品は少し割安です。しかし、ちょっとした変更もできません。




大川の町工場はこんな感じの工場が多いです。

近所の工場です

約5人ぐらいのおじさんたちで、家具を作っています。

手作業でほぼ製作されています。

木をカットして、

板と板を張り合わせるのも手作業です。

木工用ボンドを付けて、プレス機にかけて圧着します。

気候によって乾きが違います。

乾いていないと、剥がれたり、ずれたりします。

それから、パーツが出来上がって組立です。それも手作業です。

滑らかな肌触りも、手作業による研磨によるものです。

何度も手で確かめて研磨を行っております。

それから、手作業で塗装を行っております。
小さい工場は、こんな感じです。

塗装も3回ほど塗ります。気候によって乾かす時間も変わってきます。

意外と、家を作るよりこまごまと、精密な作業です。

ですので、製作には１か月半～2か月かかります。

オーダー品は尚更、サイズを確認して板から切り出しています。



こんな工場が、大川からも不況の波と高年齢化により、だんだんと減ってきています。

日本の技術を絶やさないためにも、当社はそんな工場の良い商品をお届けいたします。



家は大きいから1㎜の誤差は気付きにくいですが、家具は小さいので目立ちます。

しかし、人が作っているのだから、少しの誤差はございます。

また、木は生きてます。季節によっても木の収縮による誤差もございます。

少しでもご理解いただき、当社は日本の良き伝統を残していきたいと思っております。